男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は7月31日にシングルス決勝が行われ、第3シードのA・デ ミノー(オーストラリア)が第6シードのJ・ブルックスビー(アメリカ)を6-3,6-3のストレートで破っ…

男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は7月31日にシングルス決勝が行われ、第3シードのA・デ ミノー(オーストラリア)が第6シードのJ・ブルックスビー(アメリカ)を6-3,6-3のストレートで破って今季ツアー初優勝を果たすとともに、シングルスキャリア通算6勝目をあげた。
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2019年の同大会王者である23歳のデ ミノー。準決勝ではI・イヴァシカを逆転で下し決勝へ駒を進めていた。
決勝戦の第1セット、第3ゲームで握られた2度のブレークポイントをしのいだデ ミノーは第6ゲームで訪れた唯一のブレークチャンスを決め切り先行。第2セットでは第1ゲームで先にブレークを奪ったものの、第2ゲームでこの日初のブレークを許しイーブンとなる。それでも第7ゲームで再びブレークに成功したデ ミノーは、そのリードを守り切り1時間31分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには表彰式でのデ ミノーのコメントが掲載されている。
「観客のみんなに感謝したい。素晴らしかった。僕は地元の人間じゃないけど、みんながここをホームにしてくれた。僕のプロフィールにもう1つタイトルを加えられたのは良いこと。6個目のトロフィーだ。自分のプレーには満足している。たくさんの努力をしてきたので、その努力が報われるのは素晴らしいことだ」
「とても戦術的で、チェスのような試合になることは分かっていた。僕たち2人は、そういう意味ではトリッキーなプレーヤーで、適応力がある。互いに多くの戦術があったんだ。とてもタフな試合だった。スコアボードには3が並んだけど、とてもタイトな試合だったんだよ」
デ ミノーにとっては昨年6月のバイキング国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)以来となるタイトルとなった。
一方、敗れた21歳のブルックスビーはツアー初のトロフィーを手にすることはできなかった。