女子テニスのライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)は29日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク251位の日比野菜緒は同112位のL・ノスコワ(チェコ)と対戦したが、3-6, 2-4時点で途中棄権し4強…

女子テニスのライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)は29日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク251位の日比野菜緒は同112位のL・ノスコワ(チェコ)と対戦したが、3-6, 2-4時点で途中棄権し4強入りとはならなかった。試合後に日比野はインスタグラムを更新し「さらに成長できるように頑張ります」とつづった。
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日比野は今大会、予選決勝で敗れるもラッキールーザーで本戦に出場。1回戦で世界ランク132位のM・ブザルネスク(ルーマニア)を破ると、2回戦では昨年の同大会優勝者である第2シードのB・クレチコバ(チェコ)を3-6, 7-6(7-5), 6-3の逆転で下して昨年4月のMUSC・ヘルス・ウィメンズ・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA250)以来となる、ツアー8強入りを決めた。
準々決勝、日比野は序盤4ゲーム連取を許すもその後3ゲームを取り返す一進一退の攻防を繰り広げる。しかし、第8ゲームで再びブレークされると、第9ゲームのノスコワのサービスゲームをキープされセットカウント0-1となる。
第2セット、日比野はゲームカウント2-1時点でメディカルタイムアウトを取り、トレーナーから腰部・背中部のマッサージを受ける。日比野はその後ゲームカウント2-4とされると、第7ゲームのデュースの場面で途中棄権を申し出た。
試合後にインスタグラムを更新した日比野はツアーでの上位進出について思いをつづった。
「久しぶりのWTAの大会✨最後は腰痛のためプレーを続けられず悔しい結果になりましたが、成長を感じられる良い一週間だったと思います!さらに成長できるように頑張ります😊🙌」
勝利したノスコワは準決勝で第8シードのM・ブズコバ(チェコ)と世界ランク170位のO・セレクメトワの勝者と対戦する。
また同日に行われた準々決勝では、第7シードのA・ポタポヴァが第1シードのA・コンタベイト(エストニア)を6-1, 6-1のストレートで下して4強入りを決めている。
日比野は2020年9月のストラスブール国際(フランス/ストラスブール、レッドクレー、WTAインターナショナル)以来となる、ツアー大会での4強入りはならなかった。