■オールアットワンス
【中間調整】昨年のアイビスSD覇者で、この条件での強さは証明済み。それを考えると前走・韋駄天Sの0秒4差6着は案外だが、2枠4番からのスタートで、中団からラチ沿いへ出すのに手間取り、開催6日目で緩くなっていた馬場にノメるような場面もあった。情状酌量の余地がある敗戦だったと言っていい。その後は連覇の懸かるアイビスSDを念頭に休養。7月上旬に美浦へ戻り12日に坂路15-15、14日にウッドでさっそく3頭併せという立ち上がりを見せる。1週前追いはウッドで2頭併せ。未勝利とは言え稽古駆けする相手を手応えで圧倒し、3馬身差を楽に詰めての併入フィニッシュとした。
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【最終追い切り】ウッドで単走。時計となったのは4Fあたりからで、強い前進気勢を鞍上が絶妙にセーブし直線に入る。闘志を秘めて馬場の真ん中をブレなく進むと、満を持しての仕掛けへ機敏に反応しスパッと切れた。素軽さ満点と言える動き。
【見解】夏場は体がよく動くのか、この中間の動きは前走時と比べて見違えるハツラツさがある。華奢な体は逞しさを増し、そのあたりを陣営が汲んで目標の一戦へしっかり攻めを強めているのは好感が持てる。目標に据えたレースに狂いのない万全の調整をこなせており、勝ち負けを意識できる状態だろう。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■アイビスサマーダッシュ2022 調教動画(オールアットワンス)




















