セビージャのフランス代表DFジュール・クンデに代わる、チェルシーのセンターバック補強候補が数名取り上げられている。 昨季…

セビージャのフランス代表DFジュール・クンデに代わる、チェルシーのセンターバック補強候補が数名取り上げられている。

昨季限りでDFアントニオ・リュディガーとDFアンドレアス・クリステンセンが去ったチェルシーは、今夏の移籍市場ではセンターバックの補強を最優先に動いている。ここまでナポリからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得には成功したものの、上述のクンデをはじめ、ユベントスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト、マンチェスター・シティの同代表DFナタン・アケらはことごとく失敗に終わっている。

なかなか思うように進まない今夏の補強。クンデのバルセロナ行きが決定的となった中、その代替案として浮上しているのが、レスター・シティの U-21フランス代表DFヴェスレイ・フォファナ(21)と、モナコの同じくU-21フランス代表DFブノワ・バディアシル(21)だ。

フォファナは2020年夏にサンテチェンヌからレスターに加入し、その初年度に大きな成長を遂げた。だが昨季は、プレシーズン中に負った腓骨骨折でシーズン大半を治療に費やし、終盤戦で復帰したものの公式戦出場は11試合にとどまった。

一方のバディアシルはモナコユース出身で、21歳ながらすでにトップチームで119試合に出場する逸材。各世代のフランス代表に名を連ね、U-21ではキャプテンも務め上げている。

ただ、両選手とも成長著しい年齢であることや、クラブとの契約がまだ残っているため、獲得は困難を極めると予想される。フォファナは今年3月に2027年まで契約を延長したばかりで、バディアシルに関しても5000万ユーロ(約70億円)以下の移籍金は受け付けないとフランス『レキップ』は伝えている。

なお、チェルシーはパリ・サンジェルマンのフランス代表DFプレスネル・キンペンベも並行して交渉を進めている。