ドイツ・ニュルンベルクで開催されている「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/5月21~27日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第7シードのヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)が、日本の土…

 ドイツ・ニュルンベルクで開催されている「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/5月21~27日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第7シードのヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)が、日本の土居美咲(ミキハウス)に対し第1セットを4-6で落としたあと、故障を理由に棄権し、今大会で棄権した5人目の選手となった。

 準決勝に一番乗りした土居は、第1シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。バーテンズは第5シードのアリソン・リスク(アメリカ)を6-4 6-3で下した。

 なお土居は、シュアン・シージュン(台湾)と組んだダブルスでも、日比野菜緒(LuLuLun)/マリアナ・デュケ マリノ(コロンビア)を7-6(5) 6-7(4) [10-6]で下し、準決勝に進出している。

 一方、予選を勝ち上がったバーボラ・クレチコバ(チェコ)は、勝ち残っていた最後のドイツ人、カリナ・ビットヘフトを3-6 6-3 7-6(2)で下し、準決勝で第2シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)対ソラナ・シルステア(ルーマニア)の勝者と対戦する。プティンセバとシルステアの対戦では、第1セットを3-6で落としたプティンセバが、6-3で第2セットを取り返したが、第3セット4-4となったところで日没順延となった。

 シュウェドワの棄権は、水曜日の、ラウラ・シグムンド(ドイツ)の膝の故障による棄権に続いて起きた。ユージェニー・ブシャール(カナダ)は月曜日に足首の故障で棄権。またアレクサンドラ・カダントゥ(ルーマニア)、1回戦で土居と対戦したマリア・サカーリ(ギリシャ)も棄権している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル)で単複4強入りを果たした土居美咲(ミキハウス)

photo: NUERNBERG, GERMANY - MAY 25: Misaki Doi of Japan in action against Yaroslava Shvedova of Kazakhstan in the quarter final during the WTA Nuernberger Versicherungscup on May 25, 2017 in Nuernberg, Germany. (Photo by Oliver Hardt/Bongarts/Getty Images)