夏の新潟名物“千直”として第22回を迎えるアイビスサマーダッシュ(GIII、芝1000m)のデータを紹介する。
連覇を狙う前年の覇者オールアットワンス、2019年の覇者で20・21年の2年連続2着のライオンボス、同コース2戦2勝のマリアズハート、前年4着で同コースの駿風Sを制したトキメキらが出走予定だ。
◆【動画プレーバック/アイビスSD2021】1番人気オールアットワンスが人気に応えて重賞初挑戦で初制覇
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
■ライオンボスは判断が難しい
過去10年、最多4勝の前走・CBC賞組は【4-1-0-14】で5連対。しかし、2018年優勝のダイメイフジを最後に好走例はなく、加えて今年の上位3頭は北九州記念へ向かうため、主力とは言い難い。
CBC賞 【4-1-0-14】 勝率21.1%、連対率26.3%、複勝率26.3% 韋駄天S 【3-5-1-23】 勝率9.4%、連対率25.0%、複勝率28.1% 函館スプリントS 【2-1-2-15】 勝率10.0%、連対率15.0%、複勝率25.0% 葵S 【1-1-0-1】 勝率33.3%、連対率66.7%、複勝率66.7% バーデンバーデンC 【0-1-1-18】 勝率0.0%、連対率8.0%、複勝率16.0% テレビユー福島賞 【0-1-0-10】 勝率0.0%、連対率9.1%、複勝率9.1%
王道ローテと言えるのが、過去3勝の前走・韋駄天S組で【3-5-1-23】と9頭が馬券に絡んでいる。2017年に8番人気のラインミーティアが制したほか、今年も出走予定のライオンボスは3年連続で韋駄天Sをステップに当レースへ出走し、1、2、2着と好走している。
今年、韋駄天Sから挑むのは、1着のマリアズハート、3着のシンシティ、4着のビリーバーのほか、1番人気で8着に敗れたジュニパーベリーも参戦。ライオンボスは中山芝1200mの春雷S5着からの参戦となるが、2020年にレジーナフォルテが11着に大敗した例しかなく、データ上は判断が難しい。
また、直行では【0-0-0-4】と不振の前走・駿風S組だが、同レースで勝ち負けした馬は、2018年優勝のダイメイプリンセス、17年優勝のラインミーティア、16年2着のネロ、同3着のプリンセスムーンなど、後にアイビスサマーダッシュで好走している。今年、直行ではなるが、駿風Sを制して挑むトキメキには警戒しておきたい。
◆【アイビスサマーダッシュ2022/危険な人気馬】実績上位の人気馬は“消し”評価 「上積みは見込みづらい」
◆【アイビスサマーダッシュ2022/血統傾向】条件合致で複回収値「560」に上昇 オッズ2桁想定の伏兵
◆【クイーンステークス2022予想/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
文・SPREAD編集部