男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は26日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク199位のD・ティーム(オーストリア)が同157位のA・シェフチェンコを6-4, 6-2のストレート…

男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は26日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク199位のD・ティーム(オーストリア)が同157位のA・シェフチェンコを6-4, 6-2のストレートで破り、3大会連続の初戦突破を果たした。
元世界ランク3位のティームは前々週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)で8強、前週のEFG スイス・オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)では昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来1年2ヶ月ぶりのツアー4強入りを決めていた。
この試合、ファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得したティーム。1度のブレークを許したものの、リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間29分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティームのコメントを掲載し「この数週間は、どんどん良くなっていたけれど、2年前や3年前のように全てがうまくいっていた訳じゃないから、とてもとても緊張したよ。僕のゴールは、この素晴らしい観衆に良いテニスを見せることだった。それができてうれしいよ」と語った。
「間違いなく、とてもタフな試合。長いラリーが続いたね。でも、ここでのスタートにはとても満足しているよ。あの雰囲気、思い出、そして満員のセンターコートに足を踏み入れたときは鳥肌が立ったよ。今夜は勝ててとてもうれしいよ」
勝利したティームは2回戦で世界ランク235位のS・オフナー(オーストリア)と対戦する。オフナーは1回戦で第10シードのR・ガスケ(フランス)を1-6, 7-5, 7-5の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第7シードのP・マルティネス(スペイン)、世界ランク98位のP・アンドゥハル(スペイン)、同140位のY・ハンフマン(ドイツ)が2回戦に駒を進めている。