会心の走りで4位入賞とアジア新記録をマークした日本。左から川端、ウォルシュ、中島、佐藤。(C)Getty Images オレゴン世界陸上の大会最終日となる25日、男子4×400mリレー決勝が行われ、日本(佐藤風雅、川端魁人、ウォルシュ・ジュ…
会心の走りで4位入賞とアジア新記録をマークした日本。左から川端、ウォルシュ、中島、佐藤。(C)Getty Images
オレゴン世界陸上の大会最終日となる25日、男子4×400mリレー決勝が行われ、日本(佐藤風雅、川端魁人、ウォルシュ・ジュリアン、中島佑気ジョセフ)は2分59秒51のアジア新記録をマーク。19年ぶりの決勝で、メダル獲得まであと一歩まで迫る4位と健闘した。アメリカが金メダル、ジャマイカが銀メダル、ベルギーが銅メダルを獲得している。
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第3レーンの日本は1走の佐藤が落ち着いてスタートを切り、2走の川端が6位でバトンパス。3走のウォルシュが4位に順位を上げ、アンカーの中島がそのまま4位でフィニッシュした。
メダル獲得を目前で逃しただけに、選手たちは「良い流れを作ることができず後ろから勝負させるような展開にしてしまった」(佐藤)、「自分のレースが終始できなかったのがすごく悔しい」(川端)「本当にこのメンバーで銅メダルを狙っていたので、それが達成できなかったのは悔しい」(ウォルシュ)、「メダルが取れる実力があるのは4人で信じていました。あとちょっとだったので悔しいですね」(中島)と反省と悔しさを口にしたが、懸命な熱い走りに心を打たれたファンは多かったようだ。
Twitterでは”マイルリレー”がトレンド入りし、「マイルリレー素晴らしかったなぁ、ウォルシュかっこよすぎ 来年が楽しみ」「まだまだ若いメンバーだし楽しみ!」「最高のレースをありがとう」「マイルリレーの3分切りと4位はアツすぎる」「まじでかっこよすぎる」などと感嘆の声が。とりわけ、アジア記録と3分を切ったことに対する驚きが大きく、「つい初の2分台&日本記録&アジア記録、やったね」「4×400mリレーの2分台って日本陸上界の悲願のひとつだったんだよなあ」といったコメントも見られた。
惜しくもメダル獲得は逃したが、日本の可能性を世界にアピールした今回のマイルリレー。「来年はリベンジしたいと思います」(中島)というチームへの期待は膨らむばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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