ユベントスが23日のプレシーズンマッチでリーガMXのグアダラハラを2-0で下した。 11年ぶりの無冠に終わった昨季からの挽回を期すユベントス。その新シーズンに臨むにあたり、アメリカでの調整に向かったなか、ラスベガスでメキシコのチームを相手…

ユベントスが23日のプレシーズンマッチでリーガMXのグアダラハラを2-0で下した。

11年ぶりの無冠に終わった昨季からの挽回を期すユベントス。その新シーズンに臨むにあたり、アメリカでの調整に向かったなか、ラスベガスでメキシコのチームを相手に遠征の初戦を迎えた。

今夏にはディバラやベルナルデスキらを失ったが、穴埋めも加味した補強を続け、この試合では新戦力から復帰のポグバが先発で再デビュー。ディ・マリアとガッティもスタートから出場した。

ケアンとダ・グラカの2トップに4バックでスタートしたユベントスは9分にバイタルエリア左からポグバが右足ミドルを放つなど、押し込む展開に持ち込むと、セットプレーから先にスコアを動かす。

10分、ボックス中央の混戦からガッティがディ・マリアのクロスに頭で合わせると、ゴール右に向かっていったボールが右ポストを直撃。この跳ね返りに素早く反応したダ・グラカが右足で押し込む。

U-20イタリア代表ストライカーのゴールでリード後もディ・マリア&ポグバを中心に攻めの形を作り、守りでもカウンターからのフィニッシュにGKシュチェスニーが立ちはだかり、試合を優勢に進める。

そんなユベントスはポグバとディ・マリアが前半でお役御免となり、新加入のブレーメルが後半からデビュー。前半に続いてボールこそ握って入ったが、グアダラハラが交代枠も駆使して盛り返し始める。

グアダラハラのフィニッシュワークも活性化し、受けに回るシーンが目立ちだすユベントスだが、途中出場のGKペリンを軸に踏ん張り、1点のリードを死守。そして、勝利がぐっと近づく追加点を掴み取る。

80分に19歳のバルビエリがボールを持ち上がって右足シュートを打ち込むと、ブロックされてのこぼれ球がボックス左に。これを回収した20歳のコンパニョンが中に切り込んでからの右足でネットを揺らす。

結局、若い力で勝利したユベントスはアメリカツアー初戦を白星発進を切っている。

ユベントス 2-0 グアダラハラ

【ユベントス】

ダ・グラカ(前10)

コンパニョン(後35)