背番号7は「子どもの頃に憧れた石毛宏典さんの番号」■西武 ー 楽天(22日・ベルーナドーム) EXILEのNAOTOさん…

背番号7は「子どもの頃に憧れた石毛宏典さんの番号」

■西武 ー 楽天(22日・ベルーナドーム)

 EXILEのNAOTOさんが22日、ベルーナドームでの西武-楽天戦前に始球式を務めた。躍動感あふれるフォームで、ユニホームから鍛え抜かれた腹筋がちらり。投球は右打者の外角高めのストライクゾーン付近を通過。ノーバウンドで捕手のミットに収まった。球速は107キロを計測。スタンドの観客からは、どよめきと拍手が沸き起こった。

 NAOTOさんはベルーナドームがある埼玉県所沢市出身で、実家から車で5分程度の距離だという。幼少の頃から西武ファン。中学時代は野球部に所属し、センターを守っていた。この日は背番号7を背負い、「子どもの頃に憧れていた石毛宏典さんの背番号です」と説明した。

「マウンドからの景色は、限られた人だけが見ることができる、特別なものでした。地元のせいか、すごくウエルカムな雰囲気で迎えていただきました」と感慨深げ。ただ、始球式は初体験で「110キロは出したかった。練習不足と緊張が原因。もう1回リベンジさせてほしいです」と心残りもあるようだ。

 西武はこの日から8月22日まで、大型シリーズ企画「ライオンズフェスティバル2022」を開催。監督、コーチ、選手は期間中限定で「WILD WILDユニホーム」を着用する。NAOTOは同企画のアンバサダーを務めている。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)