ユニクロは21日、浅草店で「スポGOMI×UNIQLO」を開催。同イベントにはユニクログローバルアンバサダーを務める車いすテニスの国枝慎吾がゲストで登壇した。「スポGOMI×UNIQLO」は地域の人とともに行う社会貢献活動で、今年は6月1…

ユニクロは21日、浅草店で「スポGOMI×UNIQLO」を開催。同イベントにはユニクログローバルアンバサダーを務める車いすテニスの国枝慎吾がゲストで登壇した。
「スポGOMI×UNIQLO」は地域の人とともに行う社会貢献活動で、今年は6月11日の原宿を皮切りに全国11カ所で展開。子どもから大人まで参加でき、身近な街や地域に捨てられているごみを意識するとともに、スポーツ感覚で楽しみながら環境問題を学ぶことができる。
この日は早朝から約40名ほどの一般参加者とともに国枝も登場。少人数のチームに別れ、約30分間ごみ拾いを行った。今回の「スポGOMI」では拾ったごみの量と種類でポイントを競い、優秀な成績をおさめたチームには国枝からプレゼントが手渡された。


国枝はイベントについて「初めての参加でしたけど、みんなと一緒に街をきれいにすると、楽しみながらやれるのが良いかなと思いましたし、街をきれいにすることで自分自身も心が洗われる気持ちになりました」とコメント。
「けっこうたばこの吸い殻が多かったなという印象はありますね。点数を競って、スポーツとして楽しむところにただのゴミ拾いではなく、付加価値をつけることでみんなで楽しくやれるのは僕らも楽しいし、街もきれいになると。すごく良い効果があると思いました」
「知らない人とコミュニケーションを取りながらやれるっていうところも含めてこの「スポGOMI」の良さを感じられた1日でしたね。街全体としては間違いなくきれいな方だと思います。ヨーロッパはけっこう汚かったりするので。でも、それでもたくさんの量のごみが落ちていたということにびっくりしました」
「こういった活動を通して自分自身もごみへの意識とか環境の意識を上げられると思うので、これからも積極的に参加していきたいと思います。けっこう僕も拾ったかなと思ったんですけど、周りのチームを見ると何倍も拾っていたので、ちょっと努力が足りなかったかなと思いました」
1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制した国枝は、今月行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではA・ヒューエット(イギリス)を下し大会初優勝。四大大会とパラリンピックを制覇する生涯ゴールデンスラムを達成する快挙を成し遂げた。
今後は9月に開催する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に照準を合わせ調整し、1年間ですべての四大大会を制する「年間グランドスラム」達成を目指す。