(C)Getty Images 潔さが頼もしくも映った。オールスター戦に2年連続で選出されたエンゼルスの大谷翔平。毎年恒…

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潔さが頼もしくも映った。オールスター戦に2年連続で選出されたエンゼルスの大谷翔平。毎年恒例の前日記者会見で、来年3月に控える第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についての質問を向けられるとこう言い切った。
「出たい気持ちはもちろんあります」
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MLBが主催する大会でありながら、過去の日本人大リーガーたちはWBC出場へ向けて、ある意味デリケートな状況に置かれてきた。3月という準備段階の時期に、ギアの上がったハードな試合を強いられることは故障のリスクを上げる。自身のコンディションや、チーム状態などを考慮して、軽々しく出場へ向けて名乗りを上げられない状況が長く続いてきた。
過去にもヤンキース時代の松井秀喜や、ホワイトソックス時代の井口資仁、ヤンキース時代の田中将大、ドジャース時代の前田健太らは侍ジャパンから出場を望まれながら、最終的に辞退している。
そんな中で、大谷は出場への意欲を全く隠そうとはしなかった。
「怪我とかもあって、タイミング的に出られない年もありましたけど、自分に実力があるのであれば、選んでもらえるのであれば、プレーしたいなという気持ちはもちろんあります」
前回2017年の第4回大会は、投打の軸と期待されながらも、右足首の状態が思わしくなく無念の辞退に追い込まれた。メジャーリーグでも屈指の存在感を放つ存在に上り詰めた今、出場すれば大会を盛り上げるアイコン的存在となる。
大谷はすでにエンゼルスサイドとWBCについて話し合っていることも明かし、「そうなったら快く引き受けてくれるんじゃないかなと思います」と出場へ前向きな返答を得ているという。エンゼルスは同日、マイク・トラウトが2023年WBCに出場し、米国代表の主将を務めると球団公式ツイッターで発表した。球団として大会に対して好意的な姿勢を貫いており、こちらの事情は大谷の出場への障害にはならなさそうだ。
侍ジャパンの指揮を執るのは、日本ハム時代の恩師である栗山英樹監督。「自分を理解してくれる監督でやりやすいと思う。一緒に頑張りたいという気持ちにもちろんなると思う」と大黒柱として馳せ参じる覚悟を示した。
もっとも、これらの胸ワクなストーリーは、大谷がエンゼルスに残留した場合という条件付きだ。チームはすでに今季のプレーオフ進出が絶望的となり、大谷の契約は来季限りで切れる。7月に入り米メディアは、大谷はトレードでより強くてプレーオフを狙えるチームへ移籍すべき、とでも主張するかのように、大谷のトレード移籍の可能性を報じてきた。この夏のトレードデッドラインや、今オフに大谷の移籍が実現するようなことがあれば、WBCについての青写真は描き直しを余儀なくされる。
さすがにWBCという一大会のために移籍を躊躇することは考えにくいが、来年3月の大会のことだけを見れば互いにウインウインに映る大谷とエンゼルス。もどかし低迷とは別にして、投打二刀流が最も輝けるチームの一つであることは確かなのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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