卓球のWTTチャンピオンズ ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月18~23日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦初日の18日、男子シングルス1回戦で張本智和(IMG/世界ランク7位)が黃鎮廷(香港/同24位)をゲームカウント3-1で下し、初…

卓球のWTTチャンピオンズ ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月18~23日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦初日の18日、男子シングルス1回戦で張本智和(IMG/世界ランク7位)が黃鎮廷(香港/同24位)をゲームカウント3-1で下し、初戦を突破した。

先週のWTTスターコンテンダー<7月11~17日>と同じくブダペストで開催となったWTTチャンピオンズ。スターコンテンダーよりも格付けの高い大会で、種目はシングルスのみ、男女各32名が出場する。

スターコンテンダーではO.アサル(エジプト/同21位)に敗れてまさかの初戦敗退を喫した張本は、男子シングルス1回戦で過去5勝2敗と比較的分の良い黃鎮廷と対戦した。

第1ゲームから気合十分の張本は、驚異の10連続ポイントで相手を圧倒。コースを突くチキータを軸にサーブ・レシーブで優位に立った。

黄鎮廷 Photo:World Table Tennis

第2ゲームは相手のサーブの変化に惑わされチキータにミスが出ると、ラリーでも攻めの展開を作れず8-11で落としたが、第3ゲームは得意のバックハンドで相手のバックサイドを突いて再び張本ペースに。

ゲームカウント2-1と王手をかけた第4ゲームは序盤でミスが出て3-8と離されたが、ここから6本連取で逆転。最後は相手のツッツキがオーバーし、両拳をかかげてガッツポーズ。

先週は悔しい結果に終わったが日本のエースの意地を見せて2回戦進出を果たした。

【WTTチャンピオンズ 男子シングルス1回戦】
張本智和 3-1 黃鎮廷(香港)
11-2/8-11/11-6/11-9