ドイツ・ニュルンベルクで開催されている「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/5月21~27日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス2回戦、地元選手のラウラ・シグムンド(ドイツ)が故障による棄権を強いられた。一…

 ドイツ・ニュルンベルクで開催されている「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/5月21~27日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス2回戦、地元選手のラウラ・シグムンド(ドイツ)が故障による棄権を強いられた。一方、第1シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と、第2シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)は準々決勝へ勝ち上がった。

 第4シードのシグムンドは、予選勝者のバーボラ・クレチコバ(チェコ)に対する試合の第2セット5-5となったところで、右膝の故障に襲われた。担架によってコートから運び出されたシグムンドは、第1セットを6-4で取っていた。

 ドイツのフェドカップ監督であるバルバラ・リットナーは、シグムンドは膝靭帯の損傷にさいなまれている可能性が高く、そうなれば全仏オープンでプレーすることはできないだろう、と話した。

 前年度覇者のバーテンズはアニカ・ベック(ドイツ)を7-5 6-2で、プティンセバはヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-4 6-0で倒し、それぞれ準々決勝に進んだ

 バーテンズの準々決勝の相手は第5シードのアリソン・リスク(アメリカ)で、プティンセバはソラナ・シルステア(ルーマニア)と対戦する。

 日本の土居美咲(ミキハウス)はオセアン・ドダン(フランス)を3-6 6-0 6-3で下し、準々決勝で第7シードのヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)と対戦することになった。シュウェドワはタチアナ・マリア(ドイツ)を6-2 6-4で倒して勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル)のシングルス2回戦で、地元ドイツのラウラ・シグムンドが右膝を負傷してコート外へ担架で運ばれた。

Photo: NUERNBERG, GERMANY - MAY 24: Laura Siegemund of Germany to injure in her match against Barbara Krejcikova of Czech Republic in the round of sixteen during the WTA Nuernberger Versicherungscup on May 24, 2017 in Nuernberg, Germany. (Photo by Oliver Hardt/Bongarts/Getty Images)