卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦4日目の16日、混合ダブルス決勝で張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)が王楚欽/王曼昱(中国)にゲームカウント2-3で敗…

卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦4日目の16日、混合ダブルス決勝で張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)が王楚欽/王曼昱(中国)にゲームカウント2-3で敗れ、準優勝となった。

先月のWTTコンテンダーザグレブに続き決勝進出を果たした張本/早田ペアは、世界卓球2021混合ダブルス王者・王楚欽&同女子シングルス女王・王曼昱のペアと対戦。2020年全中国選手権でも優勝している超強力コンビだ。

第1ゲーム、序盤で張本のチキータ&バックハンドが炸裂して日本ペアが4-1とリード。その後逆転を許すが、終盤はサービスで相手のレシーブミスを誘って第1ゲームを張本/早田が先取する。

第2ゲームも抜群のコンビネーションを見せた日本ペア。台から下がって戦う中国ペアに対して、タイミングの早いプレーでコースを突いてラリー戦を制すと、レシーブでは積極的にチキータで仕掛けて2ゲーム連取。

ゲームカウント2-0と王手をかけた日本ペアだったが、第3ゲームから中国ペアの攻めが鋭くなり7本で落とすと、第4ゲームもうまくコースを突かれて、連続攻撃の展開を作らせてもらえず、勝負は最終第5ゲームへともつれこむ。

第5ゲーム、早田の巧みなレシーブ&サービスで王楚欽のミスを誘って3-0とリードしたが流れは引き寄せられず。終盤で連続ポイントを許した日本ペアは、最後は張本のフォアドライブがネットにかかり試合終了。先月のWTTコンテンダーザグレブに続く2大会連続優勝はならなかった。

【WTTスターコンテンダー 混合ダブルス決勝】
張本智和/早田ひな 2-3 王楚欽/王曼昱(中国)
11-9/11-6/7-11/7-11/9-11