卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦3日目の15日、女子ダブルス準々決勝で平野美宇(木下グループ)/石川佳純(全農)が、孫穎莎/王曼昱(中国)に敗れた。東京五輪…

卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦3日目の15日、女子ダブルス準々決勝で平野美宇(木下グループ)/石川佳純(全農)が、孫穎莎/王曼昱(中国)に敗れた。

東京五輪団体でダブルスを戦った"かすみう"ペアが、8ヶ月ぶりに登場した今大会。だがそこに立ちはだかったのは、世界卓球2連覇中の中国ペアだった。

ダブルスでは日本ペアのように、通常右利きと左利きが組むほうが動きが重ならない分有利とされるが、その不利を感じさせない右利き同士の中国ペア。

ただしラリーが長くなった場合は、フォアハンドで連続攻撃のしやすい右左ペアが強い。そうしてラリー戦で女王ペアに肉薄するかすみうだが、第1ゲームは一歩届かず9-11で落とす。

孫穎莎/王曼昱 Photo:World Table Tennis

だが2ゲーム目はフォアをしっかり振った日本ペアが攻勢に出て、11-8で取り返す。次のゲームは中国ペアの速攻が多く決まって8-11で取り返される。

日本ペアもあきらめない。4ゲーム目は縦横無尽に走り回りながらボールを拾う粘りで10-10に。しかし最後は及ばず、11-13で奪われて敗れた。

【WTTスターコンテンダー 女子ダブルス準々決勝】
平野美宇/石川佳純 1ー3 孫穎莎/王曼昱(中国)
9-11/11-8/8-11/11-13