■アラタ
【中間調整】昨年の夏に函館、函館、中京で3連勝。続いて初の古馬重賞として挑んだ福島記念は1番人気に応えられなかったものの3着と一応のメドは立てた。前走の都大路Sは調整に手間取った影響やレース中の接触もあり、5着。そこからひと息入れて、得意の洋芝で行われる函館記念に駒を進めることとなった。6月下旬から美浦で乗り込みを開始。時計は平凡だが、帰厩直後に一頓挫あった都大路Sの時と比べると、まずは順調に調整が進んでいる。2日と早めに函館入りし、1週前追いは現地のウッド単走。終いに力強い伸びを披露した。
◆【函館記念2022予想/追い切り診断】人気の実績馬に文句なしの「S」評価 「勝ち負けを意識できる好気配」
【最終追い切り】このレースで新コンビを組む横山武騎手が騎乗し、函館ウッドで単走。序盤はゆったりだったが、直線入口あたりからはグイグイ仕掛ける意欲的な内容だった。馬も力強く応え、豪快な伸びを見せている。
【見解】前走は1週前追いの時点で3歳未勝利に遅れるなど、攻め気配は明らかにいまひとつだったが、今回はそれと比べるとだいぶマシ。昨年の今頃に連勝しているように、夏場がいいタイプなのかもしれない。しかしそれでもこの中間、単走オンリーなのは気になるところ。序盤からしっかり出していく稽古もこの中間は1本のみだし、負荷を掛け切れない部分があるのかもしれない。本来は軽い仕掛けでスムーズにギアを上げて欲しかった最終追いで、横山武騎手が終いグイグイ追わざるを得なかったのもそのあたりの影響があるのかも。人気ほどの信頼は置きづらい。
総合評価「B」
◆【函館記念2022予想/追い切り診断】高評価「A」は攻め気配が上々の重賞馬 「力をフルに出せる状態」
◆【函館記念2022予想/追い切り診断】爆穴候補にアラタを上回る「A」評価 「本格化の兆し」で動きは上々
◆【函館記念2022予想/データ攻略-後編】伏兵に馬券圏内率7割越え、「激走の2大要素」で波乱を巻き起こす
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■函館記念2022 調教動画(アラタ)



















