卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦3日目の15日、女子シングルス3回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク6位)が平野美宇(木下グループ/同17位)をゲームカウン…

卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦3日目の15日、女子シングルス3回戦で早田ひな(日本生命/世界ランク6位)が平野美宇(木下グループ/同17位)をゲームカウント3-0で下し、準々決勝に進んだ。

ともに2000年生まれで、日本卓球界をリードする黄金世代同士の戦い。6月のWTTコンテンダーザグレブでは平野が3-2で勝利しているが、国際大会の戦績は平野の7勝5敗で、どちらが勝ってもおかしくない一戦だ。

平野美宇 Photo:World Table Tennis

出足から早田の動きがいい。守備では一歩下がってしのぎ、少しでも甘い球は踏み込んで打って決め、まず早田が11-5で先制する。

逆に平野は速攻でもなかなか得点できない。さらに平野がフォアを突いても一瞬で飛びつき、強烈なフォアハンドを浴びせる早田。

早田は叫び、平野の表情が曇る。第2ゲームも11-4で早田が取り、3ゲーム目も平野のバックハンドを打ち崩した早田が11-7で獲得して勝利した。

前回の激戦がウソのような圧勝劇。2回戦で劉煒珊(中国)をストレートで破った早田が、平野をものみ込んだ。

【WTTスターコンテンダー 女子シングルス3回戦】
早田ひな 3ー0 平野美宇
11-5/11-4/11-7