前編ではサンレイポケットとマイネルウィルトスのデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。
◆【函館記念2022予想/データ攻略-前編】人気馬に“明暗” 「馬券内率100%」が後押しするのは…
■データが導く2022函館記念の穴馬候補は
<穴候補1 ウインイクシード>
前走巴賞は4着。休み明けを思えばまずまずの内容だが、8歳を迎えて馬券内から遠ざかる現状は気になるところ。一変は難しいか……そんな声を一蹴するデータがこちら。
・前走から中1ヶ月以内の成績【3-2-6-3】
先ほど記したとおり、巴賞は休み明け。この馬にとって不得手なローテーションだったものの今回は間隔の詰まった臨戦過程が味方する印象だ。函館記念で幾度となく波乱を演出してきた巴賞組かつ高齢馬。激走の2大要素を兼ね備えている点にも注目したい。
<穴候補2 スカーフェイス>
穴馬と呼ぶにはやや人気寄りかもしれないが、上位馬の人気が割れそうな今年のメンバーではオッズ妙味がある1頭だ。この馬で強調したいデータがこちら。
・前走から斤量減時の成績【1-2-0-2】
3勝クラスの勝利、2着の中山金杯はいずれも上記データに該当したことによる激走。斤量減がパフォーマンス向上に影響する馬なのだろう。重賞戦線に身を投じた昨年冬以降、GI大阪杯を除く全レースで掲示板内を確保。週末の馬場想定を考えたとき、重馬場での勝ち鞍がある点も見逃せない。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022函館記念-データ分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















