卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦2日目の14日、男子シングルス2回戦で張本智和(木下グループ/世界ランク7位)がO.アサル(エジプト/同21位)にゲームカウ…

卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦2日目の14日、男子シングルス2回戦で張本智和(木下グループ/世界ランク7位)がO.アサル(エジプト/同21位)にゲームカウント2-3で敗れ、初戦敗退となった。

2回戦にして、すでに日本勢は張本しか残されていない男子シングルス。その前には東京五輪8強、2022年アフリカカップ優勝などの戦績で、アフリカ最強格のアサルが立ちはだかった。

出足はカウンターのいい張本が攻勢。第1ゲーム7-5の場面では、台の横にこぼれるネットインの球を捕球し、次の球をバックハンドで沈めるファインプレー。そのまま11-6で先制する。

ここからアサルは190cmをゆうに超える長身を活かしたYGサーブを見せる。2ゲーム目はその攻守を崩せず張本が4-11で落とし、第3ゲームもオーバーミスが続いて5-11で失う。

O.アサル Photo:World Table Tennis

張本は背の高い選手の泣き所であるミドルへの攻撃で打開し11-4で取り返すが、最終第5ゲームは出足で強打を続けざまに浴び、出鼻をくじかれる。

台から下げてもしぶといアサルに対し、思うように得点できなかった張本。2-9から9-10までサーブと台上バックハンドで追い上げるも、一歩届かず9-11で敗北した。

本戦で一勝もできなかった日本男子のシングルスとダブルス。2ヶ月後の世界卓球に向け、立て直しが急務となった。

【WTTスターコンテンダー 男子シングルス2回戦】
張本智和 2ー3 O.アサル(エジプト)
11-6/4-11/5-11/11-4/9-11