ユージェニー・ブシャール(カナダ)が右足首の故障を理由に「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/ドイツ・ニュルンベルク/5月21~27日/賞金総額25万ドル/クレーコート)を棄権した。 2014年大会優勝者のブシャールは…

 ユージェニー・ブシャール(カナダ)が右足首の故障を理由に「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/ドイツ・ニュルンベルク/5月21~27日/賞金総額25万ドル/クレーコート)を棄権した。

 2014年大会優勝者のブシャールは、前週のトレーニングで痛めた個所を詳しく検査した結果、腱の裂傷が確認されたため、月曜日の遅くに、この決断をトーナメント・ディレクターのサンドラ・レイチェルに告げた。

 この故障でブシャールの全仏オープン(5月28日〜)に向けての準備は、疑念の中に投じられることになった。

「(全仏に出場するには)奇跡が必要、と彼女は言っていました」とレイチェルは火曜日に明かした。「彼女はカナダから自分の医師を呼び寄せたそうです」。

 ブシャールの代わりとして、ユリア・グルシュコ(イスラエル)が本戦入りし、第2シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)と対戦することになる。

 前年度覇者で第1シードのキキ・バーテンズ(オランダ)は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のカタリーナ・ゲラッシュ(ドイツ)に対する6-2 6-1の勝利で、大会をスタートさせた。バーテンズは、次のラウンドでアニカ・ベック(ドイツ)と対戦する。ベックは、18歳の同胞レナ・ルファー(ドイツ)を6-3 6-3で下して勝ち上がった。

 また第7シードのヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)は、予選勝者のアナ・ザヤ(ドイツ)を3-6 7-5 6-1で退け、カリナ・ビットヘフト(ドイツ)は、ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)に6-1 6-0で快勝した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は、出場を予定していた「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル)を右足首の故障により棄権したユージェニー・ブシャール(カナダ)(写真は5月のマドリッドでのもの)

Photo: MADRID, SPAIN - MAY 11: Eugenie Bouchard of Canada in action against Svetlana Kuznetsova of Russia on day six of the Mutua Madrid Open tennis at La Caja Magica on May 11, 2017 in Madrid, Spain. (Photo by Clive Rose/Getty Images)