卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦初日の13日、混合ダブルス1回戦で張本智和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)が、宇田幸矢(明治大学)/伊藤美誠(スターツ…

卓球のWTTスターコンテンダー ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月11~17日/ハンガリー・ブダペスト> 本戦初日の13日、混合ダブルス1回戦で張本智和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)が、宇田幸矢(明治大学)/伊藤美誠(スターツ)をゲームカウント3-2で破り、準々決勝に進出した。

2021年世界卓球銀メダリストで世界ランク4位の"はりひな"と、結成2大会目で将来性を期待される"うだみま"。パリ五輪をねらう日本勢2ペアがいきなり初戦で激突した。

出足からいきなりのロングサーブと下回転サーブを2本決めて、張本の出鼻をくじく宇田。その後も速攻で宇田・伊藤が11-6でまず先制。

宇田幸矢/伊藤美誠 Photo:World Table Tennis

このペアは先月も対戦しており、その際は2ゲーム目から張本・早田のペースが傾いた。だが今回は宇田・伊藤が10-6とリード。張本・早田が3点追い上げるも、最後は張本のフリックがオーバーし、ここも宇田・伊藤が11-9で奪う。

だが第3ゲームは宇田・伊藤のリスキーな攻撃が裏目に出て、打ちミスが増える。張本・早田が11-5で取り返し、ラリーが増えてきた4ゲーム目も、長いラリーに強い張本・早田が11-7で連取する。

最終第5ゲーム。早田が宇田の空いたフォアを繰り返し突くなど7-3とリード。宇田・伊藤も一気の攻めで一点差まで追いつくが、タイムアウトで流れを切った張本・早田が11-7として、勝負を決めた。

先月のWTTコンテンダーザグレブに続き、はりひながうだみまに対して2連勝を飾った。

【WTTスターコンテンダー 混合ダブルス1回戦】
張本智和/早田ひな 3ー2 宇田幸矢/伊藤美誠
6-11/9-11/11-5/11-7/11-7