野球ゲーム界にニュースターが名乗りを挙げた。2022年5月23日、スポーツブルYouTubeチャンネルにて、現実連動型プロ野球ゲーム、『プロ野球#LIVE2022』を用いたライブ配信が行われた。出演したのは元プロ野球選手の里崎智也さん、斉藤和巳さん、野球YouTuberのトクサン、お笑い芸人の藤田憲右さん(トータルテンボス)。MCは元フジテレビアナウンサーの田中大貴さんが務めた。

『プロ野球#LIVE2022』は、仮想ドラフト会議でチームを編成し、対戦相手とチームの強さを競い合うゲームである。実際のプロ野球の結果をもとにチームの強さが変動するといった、これまでになかった設定が大きな魅力の一つである。ドラフト後には、こちらも実際のプロ野球の試合結果と連動したペナントレースや、FA、トレードによる補強も可能だ。この新感覚野球ゲームを介して、ゲストたちが手に汗握る戦いを見せた。

 指名は里崎さん、斉藤さん、藤田さん、トクサンの順に14位まで行われた。気になる1巡目は順に坂倉将吾(広島東洋)、山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(千葉ロッテ)、柳田悠岐(福岡ソフトバンク)と、各球団のスター選手たちが指名された。捕手として活躍した里崎さんは広島の捕手である坂倉を指名し、ダイエー、ソフトバンクのエースとして君臨した斉藤さんは、オリックスのエースとして名を馳せる山本を指名した。

ロッテファンとして知られる野球ファン芸人藤田さんは、愛するロッテの若き右腕、佐々木朗を射止め、野球YouTuberとして日々発信するトクサンは、自身と同じ左打ちであるソフトバンクの柳田を指名した。その後もお互い手の内を読み合う巧みなドラフト戦略が繰り広げられながらも和気あいあいと配信は進み、最終的な指名の内訳は以下の通りとなった。

 里崎さんはセ・リーグ中心に長く活躍している盤石のメンバー構成だ。斉藤さんは古巣の選手を中心に、巧みな打撃を持ち味とする野手陣を選出した。藤田さんは村上や塩見(ともにヤクルト)や平良(西武)、牧(DeNA)、宗(オリックス)などの売り出し中の若手を中心に据えた。最後にトクサンはルーキーながら守護神として活躍する大勢(巨人)から、パ・リーグ本塁打ランキング首位を快走する山川と守備職人源田(ともに西武)、日本を代表する好打者吉田正尚(オリックス)など、バランスの取れた編成となった。

 ライブ配信のアーカイブはスポーツブルYouTubeチャンネル内にて現在公開中。白熱のドラフトバトルの模様を楽しむことができる。