10日、小倉競馬場で行われたプロキオンS(3歳上・GIII・ダ1700m)は、競り合う先団の後ろでレースを進めた川田…

 10日、小倉競馬場で行われたプロキオンS(3歳上・GIII・ダ1700m)は、競り合う先団の後ろでレースを進めた川田将雅騎手騎乗の4番人気ゲンパチルシファー(牡6、栗東・佐々木晶三厩舎)が、直線で先頭に立って押し切り、外から迫る14番人気ヒストリーメイカー(牡8、栗東・新谷功一厩舎)を1/2馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分43秒7(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に12番人気サクラアリュール(牡7、栗東・村山明厩舎)が入り、3連単71万9650円を付ける波乱決着となった。

 3番人気アルドーレ(牡7、栗東・西村真幸厩舎)は10着、2番人気サンライズウルス(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)は11着、1番人気ラーゴム(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)は12着に終わった。

 勝ったゲンパチルシファーは、父トゥザグローリー、母ラブリイステラ、その父クロフネという血統で、これが重賞初勝利。佐々木晶三調教師は節目のJRA重賞通算50勝目。