テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、女子車いすテニスのシングルス決勝が行われ、第2シードの上地結衣は第1シードのD・デ フロート(オランダ)に4-6, 2-6で敗れ、準優勝をおさめた。試合後、上地は自身…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、女子車いすテニスのシングルス決勝が行われ、第2シードの上地結衣は第1シードのD・デ フロート(オランダ)に4-6, 2-6で敗れ、準優勝をおさめた。試合後、上地は自身のSNSで「最後まで戦い切ります」と投稿した。
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グランドスラムのシングルスで過去8度の優勝を誇る上地は、ウィンブルドンで初の決勝進出。対する女王デ フロートは昨年、年間ゴールデンスラムを達成し、今年も全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制している。
上地は第1セット、第1ゲームでブレークに成功するもその後5ゲームを連取される。上地は3ゲーム連取で追い上げるも、第10ゲームでブレークを許して先取される。
続く第2セット、上地は序盤から4ゲームを連取されると、計4度のブレークを奪われて約1時間15分で力尽き、キャリアグランドスラム達成とはならなかった。
試合後、上地は自身のInstagramを更新し、ダブルス決勝への意気込みをつづった。
「46,26で初の優勝とはなりませんでした。明日はダブルスの決勝、まずは最後まで戦い切ります」
「今年芝での最後の試合、応援よろしくお願いします!」
上地結衣はD・マシューソン(アメリカ)とのペアでダブルス決勝にも勝ち進んでおり、第1シードのデ フロート/ A・ファン クート(オランダ)組と大会最終日の10日に対戦する。