テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードのC・ノリー(イギリス)を2-6, 6-3, 6-2, 6-4で破り、2年連続8度目…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードのC・ノリー(イギリス)を2-6, 6-3, 6-2, 6-4で破り、2年連続8度目の決勝進出を果たした。試合後の会見では四大大会のタイトルがかかった舞台について自身の思いを述べている。
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準決勝、第1セットで3度のブレークを許したジョコビッチだったが、第2セット以降は地元の声援を受けるノリーに対し1度もブレークを奪われることのないプレーを披露。2時間35分で逆転勝ちした。
試合後の会見でジョコビッチは通算32度目となる四大大会決勝を戦うことに言及。過去31戦のうち20度は勝利し、11度敗れている。
「このような状況を経験すればするほど気分が良くなる、というわけではないけど、より準備が整うんだ。何が起こるかわかっている。常に相手の緊張よりも自分の緊張をうまくコントロールすることが大切。この内なる戦いは、いつも最高だよ。観客も、期待もプレッシャーもない練習だと素晴らしいプレーができる。でも、試合になると自分が緊張していると感じるだけでゲーム全体が崩れてしまうことがあることに気づかされるんだ」
「足が止まっていて、動きが鈍いんだ。試合中に何かが起こると突然、まったく違う展開になり、飛んでいるような、すべてが流れているような感覚になる。常に内面と外面の両方が課題となっているんだ。本当に絶え間ない戦い。常に障害に直面しているんだからね」
「というのも『しっかり、いまここに存在する』ことはアスリートが求める最高の状態であり、特定の物事や雑念を排除したり切り替えたりして、次のポイントにのみ集中することができる。それが、誰もが口にするけど到達するのは難しく失うのは非常に簡単な『ゾーン』なんだ」
7度目のウィンブルドン制覇を目指すジョコビッチは決勝で世界ランク40位のN・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは準決勝で第2シードのR・ナダル(スペイン)と顔を合わせる予定だったが、ナダルが腹部の負傷のため棄権し四大大会初の決勝進出を決めた。
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