■アンティシペイト
【中間調整】前走・福島民報杯は中7週、自身初の福島戦とあって5番人気という戦前の評価だったが、蓋を開けてみれば2着馬に5馬身差の圧勝。向こう正面あたりから機動力を活かして早めに進出し押し切るという、いかにも小回り巧者らしい勝ちっぷりだった。その後は同じ福島芝2000mのこのレース一本に絞り休養。6月7日に美浦へ戻り、9日にさっそくウッドで14-14を消化した。以降馬なりオンリーではあるが、入念な併せ馬で気持ちを高めていく調整が続いている。1週前追いでは3勝クラスと併せられ、外を通りながらも手応え優勢で先着を果たした。
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【最終追い切り】今週は鞍上との意思疎通を深めることに専念したような内容。函館記念出走を控えるオープン馬ハヤヤッコを外で先導し、直線入口でいったん迎え入れる。体が並んでからの手応えの差は歴然で、懸命に追われた相手をもてあそぶように楽々突き放し、3馬身の先着を果たした。
【見解】1週前にいい行きっぷりを披露、今週はピタッと折り合い直線で弾ける動きとメリハリの利いた申し分のない攻め気配。早くから目標に据えた一戦に狂いのない調整ができており、馬も期待通りの動きで応えている。優勝を意識できる状態。
総合評価「S」
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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■七夕賞2022 調教動画(アンティシペイト)













