テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、女子シングルス準決勝が行われ、第17シードのE・リバキナ(カザフスタン)が第16シードのS・ハレプ(ルーマニア)を6-3,6-3のストレートで破り、カザフスタン人選手…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、女子シングルス準決勝が行われ、第17シードのE・リバキナ(カザフスタン)が第16シードのS・ハレプ(ルーマニア)を6-3,6-3のストレートで破り、カザフスタン人選手として史上初となる四大大会決勝進出を果たした。試合後、リバキナは「全て上手くいったと思う」と語った。
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この試合の第1セット、リバキナは12本のウィナーをを決めるなどファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得。序盤で3ゲームを連取すると1度もブレークポイントを握られることなく、先行する。
続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したリバキナ。第4ゲームでブレークバックを許すも直後の第5ゲームで再びブレークに成功。第9ゲームで3度目のブレークを奪い、4度目の顔合わせとなったハレプに勝利した。
リバキナは試合後の記者会見で同一戦を次のように振り返っている。
「以前はあと少しで試合が終わるという場面で、かなり緊張していた。でも、今日は自分のプレーがしっかりできたと思うし、全て上手くいったと思う」
「今までの試合では浮き沈みが激しかった。でも今日は、たとえポイントを失ったとしても本当に集中できていた。最終的には自分の結果にとても満足している」
「今になってようやく、自分がチャンピオンに近い存在であることを実感できた。もしそうなれば(優勝できれば)最高だし、もしそうでなくても(優勝できなくても)、私にとっては素晴らしい結果。子供のころは、まさか自分がそこに行くとは思ってもみなかった」
「カザフスタンではテニスの人気がさらに高まっているので、とても重要なことだと思う。たくさんの大会が開催されているわ。今、テレビやニュースで、私が決勝に進出したことを見ることができるのは凄いことだと思う。たくさんの人々がこの結果を祝福してくれている。決勝戦はみんなが見ていてくれると思うし、応援してくれると思うわ」
勝利した決勝で第3シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦する。ジャバーは準決勝で世界ランク103位のT・マリア(ドイツ)を6-2, 3-6, 6-1のフルセットで破り下しての勝ち上がり。
一方、敗れたハレプは優勝した2019年以来3年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。
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