3Aウースターでの調整登板後に不満爆発、テレビセットを破壊 右肋骨の疲労骨折のため、戦列を離れているレッドソックスのクリス・セール投手。7月12日(日本時間13日)のレイズ戦でメジャー復帰する見込みとなったが、最後の調整登板後に起こしたベン…

3Aウースターでの調整登板後に不満爆発、テレビセットを破壊

 右肋骨の疲労骨折のため、戦列を離れているレッドソックスのクリス・セール投手。7月12日(日本時間13日)のレイズ戦でメジャー復帰する見込みとなったが、最後の調整登板後に起こしたベンチ裏での“大暴れ”に反省の弁を述べた。

“事件”は6日(同7日)に行われた傘下3Aウースターでの調整登板後に起きた。メジャー復帰に向け、スクラントン戦で調整のマウンドに上がったセールだったが、制球が安定せずに4回途中までに5つの四球を与えて降板。1失点だったものの、この投球内容に不満が爆発し、交代後にベンチ裏で大暴れした。テレビセットなどを破壊する様子を地元メディア「NBC10ボストン」レポーターのアリーシャ・パランボ氏にアップされてしまった。

 MLB公式サイトでは一夜明け、本拠地フェンウェイパークを訪れたセールの様子も合わせてレポート。12日(同13日)のレイズ戦でメジャー復帰することが「ほぼ確実になった」と伝えた上で、前夜の騒動についても言及。セール自身も「正直、愚かな態度だった。7歳児のような癇癪(かんしゃく)だった。誇りに思うことではないし、自分がしたいと思うことでもない」と語ったという。

 破壊された3Aウースターのテレビはセールが“弁償”することに。不満爆発の原因について「(試合前までの)数か月間で計5四球も与えていなかったと思う。なのに最後の調整登板で……。僕は自分に期待するものが大きい。自分にふさわしいピッチングをしたい」とコメント。「それがうまくいかないと、時に感情を抑えることができなくなり、3Aチームはそのおかげで新しいテレビを手に入れたということだ」と語ったという。(Full-Count編集部)