46本塁打&9勝でMVPに輝いた昨季と比較

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打者として18本塁打、投手として7勝をマークするなど投打でチームに貢献している。昨季は46本塁打に9勝を記録してア・リーグMVPに輝いたが、米スポーツ専門局「ESPN」は「今季のショウヘイ・オオタニは昨季のショウヘイ・オオタニより良いか?」と題した特集記事を掲載。投打の細かい項目別に徹底比較している。

 昨季は打者として打率.257、46本塁打、100打点、投手として9勝2敗、防御率3.18と活躍した大谷。今季は借金7と苦しむエンゼルスにおいて、打者として打率.262、18本塁打、51打点をマーク。投手としては7勝4敗、防御率2.68に101奪三振と、主軸打者とエースの役割を果たしている。

「ESPN」の記事では、「オオタニの2022年シーズンは昨季と同じようにスタートしたわけではない。ヤンキースのアーロン・ジャッジがMVPレースで独走していると話題になっていた」「しかし、それは序盤の話であり、私たちはいま満開の『ショータイム』を目撃している」と最近の活躍ぶりを称えたうえで、MVPに輝いた昨季との比較をしている。

 20~80の数値で各項目を点数化し、50を平均点としたもの。打撃は昨季が60、今年が55と評価されており、特にパワーにおいては昨季75に対して今季65と10点差が開いている。「オオタニは今季ライナー性の打球が多く、それは二塁打の割合の高さに表れている」と、本塁打性の打球よりも低いライナーが多いと評価された。

 一方投手では、ほとんどが昨季を上回る評価に。唯一スプリットのみが昨季80に対して今季75とされていたが、直球、スライダー、カーブはいずれも改善されているとされた。コントロールは昨季も今季も同じ50で「オオタニは今季与四球率を2.6%下げているので、直感的にはコントロールは良化していると思うだろう。しかし、私たちは純粋なコントロールについて考えている。ストライクゾーンに入れようと制御している場合は、この限りではないのだ」としていた。

 記事では野手の総合評価では昨季が70、今季65。投手の総合評価は昨季60、今季65とされており、投打合わせた評価では昨季75、今季70とやや昨季の方が優れているとした。「2022年のオオタニはもう少しパワーのある打撃を見せつけ、マウンド上でさらにコントロールが良化すれば、昨年以上の想像を絶するような活躍を見せてくれるだろう」と、これからの注目ポイントも挙げていた。(THE ANSWER編集部)