フリッツが予選勝者のクブラーをストレートで下す

現地7月4日、ウィンブルドン男子シングルス4回戦、第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/世界ランク14位)は予選勝者のジェイソン・クブラー(オーストラリア/同99位)と対戦。フリッツが6-3、6-1、6-4で快勝し、グランドスラムで初の準々決勝進出を決めた。

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前哨戦のATP250「ロスシー国際」(イギリス・イーストボーン)で優勝して、今大会に入ったフリッツは、ここまでオールストレート勝ちで4回戦に進出。一方、予選から6連勝をあげているクブラーの対戦。試合はフリッツのサーブからスタート。クブラーは、バックハンドからチャンスを作って0-40といきなりブレークチャンスを迎える。しかし、あと1本が奪えない。

すると直後のサービスゲーム、今度はフリッツがチャンスを掴むと、ネットに出てきたクブラーからボレーミスを引き出してブレークに成功する。その後は、互いにチャンスを与えず。まずは6-3でフリッツがセットを先取する。

第2セット第1ゲーム、ロングラリーでポイントを奪ったフリッツが、いきなりサービスを破る。その後もクブラーの強烈なサーブに対してブロックリターンで返して、ラリーで仕留めるという展開で主導権を握り、さらに2ブレークに成功。6-1でセットを連取すると第3セット拮抗した展開となったが、5-4で迎えたリターンゲームでプレッシャーをかけてブレークに成功。またもストレート勝利を果たした。

「今まで頑張ってきたことが報われた感じだよ。素晴らしい気分だし、現実とは思えない。ウィンブルドンの準々決勝だなんてね。僕の人生でずっと目指してきたことなんだよ。正しい方向に向かっていると感じられる結果だ」と記者会見で笑顔で語ったフリッツ。そのあと、「おもしろいなと思うのは、3週間前、僕はどん底にいたんだ。そこで“自分のテニスを見つけるんだ”と自分に言い聞かせた。とにかくポジティブにいてね。そうしたらイーストボーンの週から好転し始めた。今やウィンブルドンの準々決勝だよ(笑)」と約3週間前はどん底の状態にあったと告白している。

続く準々決勝で対戦するのは第2シードのラファエル・ナダル(スペイン/同4位)だ。両者は、今年3月のATPマスターズ1000「インディアンウェルズ大会」の決勝で対戦。開幕から21連勝中だったナダルを破って、フリッツがマスターズ大会初優勝を果たしている。グランドスラムでナダルと対戦となれば、並みの選手は嫌がるはずだが、「もっともっと自由にプレーできるはず」だという。

「これまでの相手は書類上、勝てるはずと見られる試合だった。正直に言って、これはタフなんだ。だけど、ラファ相手では常に攻撃的な判断をするしかない。もっともっと自由にプレーできるはずだ。彼に勝利した時も、攻撃的にプレーし続けたんだ。彼はおそらく僕にリベンジしたいと思っているはずだよ(笑) 本当にエキサイティングな試合になると思う」と対戦が楽しみだと語っている。


■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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