「久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス」(福岡県久留米市・新宝満川地区テニスコート/本戦5月16~21日/賞金総額6万ドル/砂入り人工芝コート)は最終日を迎え、単複の決勝が行われた。 シングルス決勝は第4シードのローラ・ロブソン(イ…

「久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス」(福岡県久留米市・新宝満川地区テニスコート/本戦5月16~21日/賞金総額6万ドル/砂入り人工芝コート)は最終日を迎え、単複の決勝が行われた。

 シングルス決勝は第4シードのローラ・ロブソン(イギリス)とケイティ・ボールター(イギリス)のイギリス人対決となり、23歳のロブソンがノーシードから勝ち上がってきた20歳のボールターを6-3 6-4で下して優勝を飾った。試合時間は1時間18分。

 両者は今回が初対戦。今大会のロブソンは、1回戦で小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を6-3 7-5で、2回戦で予選勝者の藤原里華(北日本物産)を6-1 6-3で、準々決勝で今西美晴(島津製作所)を4-6 6-0 7-5で、準決勝では予選勝者の林恵里奈(福井県体育協会)を7-5 7-6(2)で下して勝ち上がっていた。

 ロブソンのシングルスでのタイトル獲得は、昨年8月のランディズビル(ITF2.5万ドル/ハードコート)以来で、通算3度目となる。

 2013年8月に世界ランク自己最高の27位をマークしたロブソンは、同年9月の大阪(WTAインターナショナル/ハードコート)の1回戦で敗れて以降は故障に苦しみ、2015年の前半には一時ランキングを失っていた。グランドスラムでは2012年の全米オープンと13年のウィンブルドンで16強入りを果たしている。

 ダブルス決勝は、第4シードのケイティ・ダン(イギリス)/タミ・パターソン(オーストラリア)が林/梶谷桜舞(島津製作所)を6-7(3) 6-2 [10-4]で倒して大会を制した。林/梶谷は前週の福岡(ITF6万ドル/砂入り人工芝コート)に続いての決勝だったが、タイトル獲得はならなかった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位◇   ◇   ◇

【シングルス決勝】

○24ローラ・ロブソン(イギリス)[4] 6-3 6-4 ●5ケイティ・ボールター(イギリス)

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【ダブルス決勝】

○5ケイティ・ダン/タミ・パターソン(イギリス/オーストラリア)[4] 6-7(3) 6-2 [10-4] ●13林恵里奈/梶谷桜舞(福井県体育協会/島津製作所)(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※トップ写真はシングルス優勝のローラ・ロブソン(右)と準優勝のケイティ・ボールター(左)

写真提供◎大会事務局/撮影:藤井 稔(大会Official Photographer)

(↑)左からダブルス優勝のタミ・パターソン、ケイティ・ダン、準優勝の梶谷桜舞、林恵里奈

久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス|公式サイト

ITF(国際テニス連盟)大会ページ|公式