■タマモティータイム
【中間調整】徹底先行型の宿命ゆえ着順は安定しないが、3勝クラスで差のない4着、5着に入っており一応のメドは立てている。前走の大敗は新味を求めて初のダートに挑戦したもの。結果は度外視していい。一戦ごとの消耗が大きいタイプなので前走後は休養。6月頭に帰厩し、福島開幕の自己条件TUF杯、格上挑戦となるが軽ハンデかつ過去3勝と得意の小倉で行われるCBC賞の両方を視野に調整されてきた。中間、最初の併せ馬だった6月8日の坂路併せ馬で先行先着、ラスト2F12秒3-12秒6(馬なり)と上々の動きを披露。1週前追いではオープン馬メイショウテンスイを相手に手応え圧倒で併入、坂路ラスト2Fで12秒0-12秒1(馬なり)と時計も秀逸だった。
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【最終追い切り】当初の鞍上は空白状態。しかし当初テイエムスパーダ騎乗予定だった国分恭騎手がハンデの兼ね合いで体が空き、同騎手を確保できた。最終追いはその国分恭騎手が感触を確かめる程度の軽いものだったが、併走した3勝クラスを相手に手応えで圧倒。小倉への輸送と酷暑を考慮し時計こそ平凡だったが、楽に併入と素軽さ満点の動きを見せている。
【見解】以前は稽古で終いに甘くなるシーンが目立っていた馬だが、昨年の春夏と長く休養を取った効果でパワーアップ。ここへ来てラストの粘りが違ってきている。特にこの中間は最後まで集中して脚を使う動きを連発しており、リフレッシュがいい方に出たようだ。格上挑戦で当然相手は強くなるが、斤量50キロかつ目下の充実ぶりなら大仕事の可能性も。
総合評価「A」
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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
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