オールスター&HRダービーは名誉も…エ軍はPO進出へ負けられない戦い エンゼルスの大谷翔平投手は6月30日(日本時間1日…
オールスター&HRダービーは名誉も…エ軍はPO進出へ負けられない戦い
エンゼルスの大谷翔平投手は6月30日(日本時間1日)、オールスター戦の先発出場野手を決める第1次ファン投票でア・リーグDH部門2位に入り、5日から8日までの最終投票進出を決めた。昨年に続いて2年連続で選ばれれば、日本野手ではイチロー(10回)、松井秀喜(2回)に続く複数回選出となる。
オールスターとHRダービーは名誉。それは間違いない。大谷も「オールスターまで選ばれるようにまず頑張るしかない」と奮起を誓っていた。だが、その一方で、シーズン優先の考えも口に。「シーズン中のどこで投げるかで変わってくる。その予定で多少変わってくる」と吐露していた。
もちろんスーパースターたちの中で躍動する姿を見てみたい。だが、地区3位のチームはポストシーズン圏内へ4.5ゲーム差と踏ん張り時。さらに本塁打王争いをしていた昨季は後半戦で思うようにHR数を伸ばせなかったことを考えれば……。ファンの意見も割れるだろうが、何とも複雑だ。
「今年の夏はオールスターブレイクします」
まだエンゼルスが好調だった5月中旬。大谷へ「今年もオールスターお願いします」と声をかけると、「今年の夏はオールスターブレイクします。今年はLAでしたっけ? じゃあ見に行こうと思います」と冗談っぽく返してきた。その後はチームが低迷する中で6月に4勝&6本塁打と投打でフル回転。「シーズンの中で試合に一番慣れている月かなと思う。体の動きも悪くないですし、いい集中力を保てている」と、好調の要因を語っていたが、疲れが溜まっていないわけがない。
1日(日本時間2日)から地区首位を走るアストロズとの敵地3連戦に臨む。1次投票の結果が持ち越されない決選投票へ向けて、DH1位のヨルダン・アルバレス外野手とは“前哨戦”となりそうだ。
昨年の最終ファン投票ではブルージェイズのテオスカー・ヘルナンデス外野手、ブレーブスのフレディ・フリーマン一塁手(現ドジャース)、パイレーツのアダム・フレイジャー二塁手(現マリナーズ)、カージナルスのノーラン・アレナド三塁手が1次投票から逆転で先発出場権を勝ち取った。6月に月間MVP級の大活躍を見せた大谷も続くのか。そして今夏も主役となるのか。考え事は尽きない。(小谷真弥 / Masaya Kotani)