テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、第13シードのD・シャポバロフ(カナダ)は世界ランク56位のB・ナカシマ(アメリカ)に2-6, 6-4, 1-6, 6-7 (6-8)…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、第13シードのD・シャポバロフ(カナダ)は世界ランク56位のB・ナカシマ(アメリカ)に2-6, 6-4, 1-6, 6-7 (6-8)で敗れ、2年連続2度目の3回戦進出とはならなかった。
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昨年のウィンブルドンでは初の4強入りを果たしているシャポバロフ。今大会の1回戦で世界ランク62位のA・リンデルクネシュ(フランス)を6-1, 6-7 (6-8), 6-7 (4-7), 6-4, 6-1のフルセットで下して初戦突破を決めている。
この試合の第1セット、14度のアンフォーストエラーを記録したシャポバロフ。序盤で3ゲームを連取されると1度もブレークチャンスを握ることなく、第8ゲームでもブレークを許して先行される。
それでも第2セットでシャポバロフはファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得。第3ゲームでブレークに成功し、セットカウント1-1に追いつく。
続く第3セット、第2ゲームでブレークを許すと第6ゲームでもブレークを奪われてセットカウント1-2と崖っぷちに立たされる。
後がないシャポバロフは第4セット、安定したサービスゲームを見せるもブレークチャンスを掴めず。互いにサービスキープが続きタイブレークに突入するも2度のミニブレークを許し、2時間19分で力尽きた。
試合後の会見でシャポバロフは「今日は体力的に苦しかった。最初の試合は本当に長い試合だった。その試合(1回戦)で内転筋を痛めてしまったので、そこから回復するのに少し苦労した。だから、100パーセントではないんだ」と語った。
「彼(ナカシマ)はとても堅固であり続けた。弱点を見つけるのがとても難しかったね。僕には全くと言っていいほど、攻め手がなかった。彼は素晴らしいプレーをしていて、いいサービス、いいリターンをしていた。後方からのプレーがとてもよかった。解決策を見つけるのが難しかった」
勝利したナカシマは3回戦で世界ランク109位のD・ガラン(コロンビア)と対戦する。ガランは第17シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)が新型コロナウイルス陽性反応を示し棄権したことで勝ち上がりを決めている。
同日には第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)、世界ランク40位のN・キリオス(オーストラリア)らが3回戦に駒を進めている。
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