従来のプロ野球中継を超越した「事件」とも言える解説でした。 6月22日、ニッポン放送でオンエアされた「ショウアップナイ…
従来のプロ野球中継を超越した「事件」とも言える解説でした。
6月22日、ニッポン放送でオンエアされた「ショウアップナイター」巨人・DeNA戦での一コマです。解説者の元中日監督・谷繁元信さんが、巨人の井納翔一投手を評した言葉があまりに辛辣で、ネット上を席巻する事態となったのです。
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5回途中、2番手でリリーフ登板した井納投手。打者の蝦名達夫選手に3球連続ボール、その3球目は暴投といいところなし。結局ストレートでの四球を与えると、原監督は打者たった1人で井納投手の降板を決断します。騒然となる東京ドーム。すると、谷繁さんはマイクの前でこう語ったのです。
「これはもう、井納の野球人生が終わりに近づくようなね、そういう4球だったと僕は思いますよ」
全くストライクが入らず、首脳陣がサジを投げた井納の現状を、的確に表現した言葉にも思われました。
一般紙の巨人担当記者は言います。
「井納投手は2020年のオフ、2年2億円の好条件(推定)でDeNAから巨人にFA移籍しました。DeNAで通算50勝を挙げた実績を買われ、先発ローテの一角でイニングを投げることを求められたわけです。しかし、移籍1年目の昨シーズンは登板わずか5試合にとどまり、0勝1敗、防御率14・40と残酷な数字に終わってしまった。それで今季もこの体たらくじゃ、球団としては2億円をドブに捨てたも同然でしょう」
スポーツ紙のデスクは、こんな見解を口にします。
「巨人のFA史上、最低の選手は2006年に中日から加入したサウスポー・野口茂樹投手と言われています。1999年には19勝を挙げてセ・リーグMVPに輝いた実績を買われ、年俸1億円の2年契約(推定)で原巨人に加入しましたが、けがもあって1年目は登板1試合にとどまった。2年目は中継ぎで1勝を挙げただけで、3年目は登板なしで戦力外になったんです。それ以上に、人的補償で中日に移籍した小田幸平捕手がナゴヤで大人気を博したことから、巨人ファンの間でも『小田をわざわざ放出して獲ったのに…』と、恨み節がやまなかったのです」
「しかし、そんな野口でも1勝はしたし、移籍2年目は31試合に登板しています。このままでいくと、井納が『野口超え』で『巨人FA史上ワーストコスパ選手』となるのは、時間の問題かもしれません」
巨人は現状、投手陣が安定感を欠き、再建の必要性が叫ばれています。本来なら実績のある井納投手がその一番手にならなくてはいけないのですが…。
シーズンはまだまだ折り返し地点を過ぎたばかり。年俸に見合った活躍を、G党の誰もが待ち望んでいます。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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