ニースがロイ・ホジソン氏(74)を外部アドバイザーとして招へいする可能性があるようだ。フランス『Nice-Matin』が報じている。 今シーズンのリーグ・アンを5位フィニッシュしたニースだが、シーズン終了後にクリストフ・ガルティエ前監督の…

ニースがロイ・ホジソン氏(74)を外部アドバイザーとして招へいする可能性があるようだ。フランス『Nice-Matin』が報じている。

今シーズンのリーグ・アンを5位フィニッシュしたニースだが、シーズン終了後にクリストフ・ガルティエ前監督の退任並びに、かつてチームを率いたルシアン・ファブレ新監督の就任を発表。新シーズンに向けて過渡期を迎えている。

その南仏のクラブではすでにファブレ新監督の下でプレシーズン最初のトレーニングセッションが行われたが、トレーニング場でホジソン氏の姿が確認されたという。

今年1月に監督業勇退を翻意し、ワトフォードの新監督に就任したホジソン氏だが、チームは19位でチャンピオンシップ降格。これに伴い、同氏はワトフォード退団と共にプレミアリーグでの監督生活に終止符を打つことを明言していた。

『Nice-Matin』はホジソン氏が恒久的な役割を担う可能性については言及していないが、ジム・ラトクリフ氏が率いるオーナーグループ『INEOS』の外部アドバイザーとして今夏の移籍市場など、外部アドバイザーとしてアドバイスを与えていく可能性があると主張している。

これまでインテル、ブラックバーン、コペンハーゲン、ウディネーゼ、フルアム、リバプール、WBAや、イングランド代表の指揮官などを歴任したホジソン氏。ファブレ監督とは直接的な絡みはないものの、同氏はチューリッヒやヌーシャテル、スイス代表と同監督の母国で幾度も仕事をしており、その際に面識があった可能性も考えられる。