24日の会見でも両者は睨み合い 9月17日に米ラスベガスで対戦するボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)とWBA&IBF世界ミドル級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。24…

24日の会見でも両者は睨み合い

 9月17日に米ラスベガスで対戦するボクシングの世界スーパーミドル級4団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)とWBA&IBF世界ミドル級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。24日(日本時間25日)の会見で1分間を超える超ロングフェイスオフで火花を散らしたばかりだったが、27日(同28日)にはまたも睨み合い。しかも舞台が予想外の場所で、米ファンからは「なぜ笑」「奇妙だ」などとコメントが集まった。

 今度は同じユニホームをまとって睨み合った。決戦まで3か月を切り、24日の会見では異例ともいえる長さのフェイスオフを行った両者。3日後、今度はニューヨーク・ヤンキースタジアムで対面した。

 ともにヤンキースのピンストライプユニホームをまとい、アスレチックス戦の始球式に臨んだ2人。その後、ホームベース上にてフェイスオフが行われた。カネロはホームベース上に立ち、ゴロフキンは左バッターボックスのライン上。鼻先同士が触れそうなほど顔を近づけて睨み合い、その模様がバックスクリーンに設置された巨大ビジョンにも映し出されていた。

 観客に向かって両手を挙げ、笑顔も見せていたゴロフキンは、実際の映像をツイッターに公開。「見逃すな。9月17日に会いましょう」と文面に記した。米ファンからは「本塁でフェイスオフ」「見たことない。クールだ」「なぜヤンキースタジアム笑」「どこでも睨み合うんだな」「大爆笑」「興味深い場所だ」「奇妙だ」などとコメントが集まっていた。

 過去2戦1勝1分けとしているカネロは5月にライトヘビー級に上げてWBAスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に敗れたが、今回は主戦場の階級。対するゴロフキンは4月に村田諒太を破って以来のリングとなる。(THE ANSWER編集部)