トータルゴルフフィットネス トレーナーの江澤です。

 今回は私の最近のゴルフの悩みである『短い番手だと右に出てしまう』理由をゴルフコーチの橋本コーチに解説と改善レッスンをして頂きたいと思います。

 ここ最近のコースの出来事なのですが、ピッチングや9番アイアンなど短めのクラブでグリーンを狙ったショットを打つと、右に飛びグリーンを外してしまうという事が多々あります。

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 そんな悩みを橋本コーチに改善して頂きます。

 動画にてレッスンの流れを確認することができますので是非ご視聴ください。

橋本コーチの解説

実際にフライトスコープを使用し、江澤トレーナーの右に飛んでしまうという悩みを解析していきましょう。

フライトスコープで測定したデータがこちらです。

入射角もピッチングにしてはほぼ水平で入ってきていて少しすくって打っているような感じです。

フェースもかなり右に向いて当たっています。

スイングの面で言うと、ボールをセンターより右に置いてしまっているためダウンスイングがインサイドからきすぎるとフェースが開いて右にプッシュアウトする傾向があります。

ボールをセンターよりも右に置くときは高さを抑えた低いショットなどの特殊な時に使用する場合なら効果的な手段です。

センターより右にボールを置くとインサイドアウトが強くなりすぎてフェースが開いて当たりやすくなりターゲットよりも右に押し出すような球になりやすくなります。

なので、パー3などのショートアイアンで打つ場合は真ん中より右にしないほうが良いです。

このようなボール位置でもハンドファーストに入ってくるとボールの掴まりも良くなるのですが、リリースも早く右に残ったような感じで振ってしまうとフェースが開いたままになりますのでこのようなプッシュアウト系の球が出やすくなります。

この結果を踏まえて江澤トレーナーが実施するべきことは2つあります。

①ボールの位置をセンターにする
②肩が早い段階で上がらないようにスイングをする

この2つを意識して実際にスイングをしてください。

意識した後のスイングがこちら

右へのプッシュアウトの強い球を修正する事ができました。

その他のデータの数値を見ると

フェースアングルも理想的な数値になり入射角もダウンブローになっています。

その結果つかまったボールを打てている状態になっています。

ボールの位置を変えたことによりクラブパス(スイング軌道)の入りがインサイドが強かったのですがボールの位置を変えたことにより理想的な数値になりました。

まとめ

ショートアイアンでの右にプッシュアウトしてしまうミスは、認識違いによってボールの位置を右にしてしまっていたと言うことが1番の原因でした。

ボールの位置をセンターにおくことにより、クラブパスのインサイドを適正な数値に戻すことができ右プッシュアウトのミスをなくす事ができます。

右プッシュアウトでのミスで悩んでいる方は一度ボールの位置を確認し右に置いてしまっているのではと思われた方は是非センターに置く意識でスイングしてみてください。

動画内にて実際のレッスン内容が見れますのでぜひご視聴ください。

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。

『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。

ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。

[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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江澤 彬

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トータルゴルフフィットネスではテクニカルマネージャーとして「より長く、より上手く」をコンセプトにゴルファーの健康とパフォーマンスに貢献するサービスの提供と、選手育成担当として世界に通用する自己管理能力の高いアスリートゴルファー育成に尽力している。

橋本 潜

トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチ
1994年に渡米、カリフォルニア州サンディエゴ近郊のREDHAWK G.Cを拠点にUSPGAツアー予選会やゴールデンステートツアーに参戦。その他オーストラリアンツアーQTスクールなども経験する。
2011年には国内で初めて弾道測定器フライトスコープをゴルフレッスンに導入し新飛球法則とDプレーン理論を基本にレッスンを行う。
また、ゴルフフィットネスを取り入れることの重要性を認識しJGFOやTPIの知識も取り入れながら技術的な指導のみではなくフィジカルとテクニカルの両面からサポートしながら行っている。