今から20年前に元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が決めたFKに今なお熱い視線が注がれている。 2002年に行われた日韓…
今から20年前に元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が決めたFKに今なお熱い視線が注がれている。
2002年に行われた日韓ワールドカップ(W杯)。この大会ではFWロナウド、FWリバウド、ロナウジーニョの「3R」を擁したブラジルが2大会ぶり5回目の優勝を果たしていた。
多くのハイライトがあるこの大会だが、ロナウジーニョが最も目立ったのが、当時の日本で大人気だったMFデイビッド・ベッカム擁するイングランド代表との準決勝だ。
静岡県のエコパスタジアムでキックオフを迎えた試合、ブラジルはイングランドに先制を許すも、ロナウジーニョの個の力が炸裂。前半アディショナルタイムにはセンターサークル付近からのドリブル突破からリバウドのゴールをアシストし、同点ゴールを演出する。
そして迎えた後半の50分相手陣内右の浅い位置でFKを獲得したブラジル。キッカーのロナウジーニョは、ボックス内の様子を見ながら右足でボールを蹴り込む。ロナウジーニョが蹴ったボールは、曲がることなく緩やかな弧を描いてゴールへ。イングランドのGKデイビッド・シーマンが慌てて下がりながらはじき出そうとするも、ボールはシーマンの手をかすめて左のサイドネットへと吸い込まれていった。
見ている観客でさえも惑わせる、ロナウジーニョのビューティフルゴール。1ゴール1アシストの活躍を見せたロナウジーニョだったが57分にはレイトタックルで一発退場。まさにロナウジーニョの独り舞台となった。
【動画】観客も騙されたロナウジーニョの幻惑FKをもう一度…!
20 years ago, Ronaldinho stunned England
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