■6月18日/J1第17節 浦和レッズ―名古屋グランパス (埼スタ) 実に3か月ぶりの勝利となった。J1第17節、浦和レ…

■6月18日/J1第17節 浦和レッズ名古屋グランパス (埼スタ)

 実に3か月ぶりの勝利となった。J1第17節、浦和レッズはホームで名古屋グランパスと対戦し、3-0で完封した。浦和の白星は、3月19日に行われた5節の磐田戦以来。堅守を持ち味とする名古屋を相手に前半だけで3得点を奪い、リーグ戦の後半に向けて復活の狼煙を上げた。

 およそ2週間の中断期間を経て行われた名古屋戦だが、昨今の浦和はリーグ戦で9試合勝ちなしと低迷していた。この状況を受けて、クラブは16日付けで声明を発表。シーズン当初の目標であるリーグ優勝の達成は厳しいと言わざるを得ないものの、声明では「可能性のある限り諦めることなく闘っていくとともに、カップ戦を含め一つでも多くのタイトル獲得を目指す」としていた。

 浦和にとっては中断明けの大一番となったが、試合開始直後から積極的に攻撃を仕掛け、名古屋を圧倒した。次第にセットプレーのチャンスが続き、ゴールが生まれたのは前半21分。左CKからのクロスに、DFアレクサンダー・ショルツが頭で合わせ、浦和が先制に成功した。

 その2分後には、同様に左CKのチャンスから、最後はMF伊藤敦樹が押し込んで突き放す。なおも攻撃の手を緩めない浦和は、36分にワンツーで抜け出したMF関根貴大が相手GKと1対1になると、角度のないところからゴールに流し込み、前半だけで3点と大きくリード。後半は決め手を欠いたが、相手にはゴールを割らせず、3-0の完封勝利で試合を終えた。

■関根「意思統一を丁寧にやっていた」

 名古屋戦から一夜明けた19日、浦和はさいたま市内で公開練習を行った。練習後、報道陣の取材に応じた関根は、中断期間中のトレーニングについて明かした。

 「(中断期間中は)チームとして、ビルドアップの優先順位を再確認していた。相手の嫌がるところに走り込んだりとか、そういうところにパスを出したりとか。毎日、全員で意思統一を丁寧にやっていました」と、かなり細かいところまで戦術を落とし込んだ様子。実際、名古屋戦では、複数の選手が絡む連動した動きで相手の守備網を翻弄した。

 名古屋戦ではセットプレーから2得点が生まれたが、関根によると、セットプレーの練習も工夫をしながら、いろいろなパターンを想定し、数多くこなしていたという。中断期間での修正が功を奏したようだ。

 開幕前には「得点を6点くらい決めたい」としていた関根。今季初ゴールとなったが、「今シーズンはもう点は取れないのかもしれないと思っていたし、すでに遅いというのも事実だが、リーグも半分まで来たところなので、ここからどれだけ点を取れるか、自分にプレッシャーをかけてやっていきたい」と、決意を新たにした。

■試合結果

浦和レッズ 3-0 名古屋グランパス

■得点

21分 アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ)

23分 伊藤敦樹(浦和レッズ)

36分 関根貴大(浦和レッズ)

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