名古屋グランパスを3-0で下した翌日の6月19日、浦和レッズが練習を公開した。クラブが行った抽選で当選した103名(実…
名古屋グランパスを3-0で下した翌日の6月19日、浦和レッズが練習を公開した。クラブが行った抽選で当選した103名(実際に当選したのは60組120名)が見守る中、猛暑にも負けず次の試合に向けてトレーニングに励んだ。
視線は水曜日に向けられていた。この日、ピッチ上にあったボールは天皇杯で使用するもの。6月22日に開催される天皇杯3回戦・群馬戦(正田スタ)に備えたものだ。練習中、「軽くて飛びやすい」などの確認の声も出ながら感触を確かめた。相手はJ2だが、油断する空気はまったくなかった。
名古屋戦に先発出場したフィールドプレイヤーは、ピッチで軽い調整にとどめたが、それ以外の選手は強度の高いメニューをこなした。その中には、負傷離脱していたDF酒井宏樹の姿もあった。酒井は5月3日に右足第5中足骨の手術に踏み切っており、全治2か月と発表されていた復帰時期よりも早く、6月14日に全体練習に合流。この日は、サポーターの前で最初から最後までフルメニューをこなしてみせた。5対5、4対4のミニゲームにも参加し、接触もある中で鋭い動きを見せた。
全体練習後には、「疲れたときこそクオリティ!」と声を上げると、他の選手がピッチに倒れ込む中でクロスを2本上げた。さらにその後、ピッチを一人ランニングし、後輩にプレーのアドバイスをするなど、不動の右サイドバックは復帰へ順調な様子だった。
また、FWキャスパー・ユンカーもボールを触った序盤のメニューをこなしたが、ミニゲームには参加しなかった。
■「剝がす動きがあるから相手をズラすことができる」
練習後には、関根貴大がオンラインでの取材に対応。名古屋戦で鮮やかな連携から追加点を奪った背番号14は、「(自分のポジショニングではなく)大久保選手が良かった。ああいう剥がす動きがあるから相手をズラすことができる」とあくまでも同僚選手を称えた。3月19日の磐田戦(埼スタ)以来、6月18日の名古屋戦(埼スタ)まで3か月も勝利から遠ざかっていたが、チームの雰囲気はとてもいいようだ。
中断期間にはオフが設けられたが、「家族で旅行に行くなどあっという間の6日間だった。休み明けは体が動くので、疲れていたんだと感じた」と、リフレッシュ効果もあったようだ。
中3日で迎える群馬戦は、恩師・大槻毅監督との対戦でもある。「楽しみ」としながらも「長所を消してくる」と警戒を忘れなかった。
3か月ぶりの勝利を自信に変え、連勝を掴んで見せる。