卓球のWTTコンテンダーザグレブ<6月13日~19日> 最終日の19日、女子ダブルス決勝で伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)が、シャン・シャオナ/ウィンター(ドイツ)をゲームカウント3-1で破り、優勝を果たした。世界卓球の3大会連続…

卓球のWTTコンテンダーザグレブ<6月13日~19日> 最終日の19日、女子ダブルス決勝で伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)が、シャン・シャオナ/ウィンター(ドイツ)をゲームカウント3-1で破り、優勝を果たした。

世界卓球の3大会連続メダリスト"みまひな"と、ヨーロッパ随一の強豪チーム・ドイツのペアが激突。シャンはリオ五輪団体準決勝のダブルスで、伊藤率いる日本ペアを破った因縁の相手だ。

台から離れずに戦うドイツペアとの一戦。第1ゲームから10-10と競るが、伊藤から「みまパンチ」に近いフォアのカウンターが2本出て12-10で先制。

第2ゲームは伊藤が躍動。バックハンドからサーブまで、打てば入る大活躍でペアをけん引し11-3でここも取る。

3ゲーム目は先に強打を放つドイツペアに8-11で奪われるが、次は再びみまひなが攻勢。伊藤がシュート回転のかかったフォアハンドを決めるなど多彩な技で押して10-3とマッチポイント。

だがベテランのドイツペアに6連続得点されて10-9と一点差に。ここでとっておきのタイムアウトを使って流れを切り、最後は早田のサーブでエースを奪って11-9。優勝を飾った。

早田ひなは張本智和(IMG)と組んでの混合ダブルスに続いての二冠達成。伊藤美誠は今夜の女子シングルス決勝で平野美宇(木下グループ)と対戦し、アベック二冠をねらう。

<WTTコンテンダーザグレブ 女子ダブルス決勝>
伊藤美誠/早田ひな 3ー1 シャン・シャオナ/ウィンター(ドイツ)
12-10/11-3/8-11/11-9