<卓球のWTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日>本戦3日目の18日、女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)が、台湾のエース・鄭怡静(同29位)をゲームカウント3-1で下し、準決勝に進出した。鄭に対して国際大会で…

<卓球のWTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日>

本戦3日目の18日、女子シングルス準々決勝で伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)が、台湾のエース・鄭怡静(同29位)をゲームカウント3-1で下し、準決勝に進出した。

鄭に対して国際大会では過去7勝2敗と圧倒する伊藤だが、フルゲームにもつれこむ試合も数多く、油断ならないパワーヒッターだ。

立ち上がりは伊藤の動きがいい。台上プレーで一枚上手のタッチを見せつけて優勢を築き、11-3で先制。

2ゲーム目はラリー戦に強い鄭に打たれる場面が目立ち、サーブでも翻弄されて5-11で失う。だが次は前陣でのカウンタープレーが冴えた伊藤が11-1とすかさず取り返す。

鄭怡静 Photo:World Table Tennis

連続ストップと強打で前後に揺さぶるなど、落ち着き払って攻める伊藤。鄭にそのままペースをつかませず、最後はバックハンドで決めて11-7。平野美宇(木下グループ)とそろってのベスト4入りを果たした。

<WTTコンテンダーザグレブ 女子シングルス準々決勝>
伊藤美誠 3-1 鄭怡静(台湾)
11-3/5-11/11-1/11-7