サッスオーロは17日、ペニャロールからウルグアイ代表FWアグスティン・アルバレス(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。 サッスオーロではエースストライカーを務めるイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(23)に、パリ・サンジェルマンや…

サッスオーロは17日、ペニャロールからウルグアイ代表FWアグスティン・アルバレス(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。

サッスオーロではエースストライカーを務めるイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(23)に、パリ・サンジェルマンやアーセナルなどの関心が集まっており、今夏の流出が濃厚と見られている。

そのため、早い段階から後釜候補の獲得に動いていたクラブは、ウルグアイ屈指の名門で活躍する若きウルグアイ代表FWを確保した。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏ら国内メディアが報じるところによれば、移籍金は1200万ユーロ(約17億円)+アドオンとなり、将来的なリセール時の移籍金20%をペニャロールに支払う契約になっているという。また、選手とは2027年までの5年契約を結んだようだ。

ペニャロールの下部組織出身のアルバレスは2020年にトップチームに昇格。以降は公式戦89試合に出場し、34ゴール10アシストを記録している。また、2021年9月に行われたカタール・ワールドカップ予選のボリビア戦でウルグアイ代表デビューを飾り、ここまで4試合1ゴールの数字を残す。

センターフォワードを主戦場とする180cmのストライカーは、スカマッカのような圧倒的なフィジカルは持ち合わせていないが、南米出身のストライカーらしい駆け引きの巧さ、嗅覚に加えて、足元の技術に優れる。また、直接FKからゴールを陥れるなど、右足のキック精度にも定評がある伸びしろ十分の逸材だ。