<卓球のWTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日> 

本戦2日目の17日、女子シングルス2回戦で伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)がシェルベリ(スウェーデン/同54位)を下し、準々決勝に進んだ。

兄のアントンとともに、東京五輪出場を果たした兄妹選手のシェルベリ。今月のスウェーデン選手権で3冠を達成した気鋭の22歳だ。

体がよく動いている伊藤は、変幻自在の卓球でシェルベリに的を絞らせない。ときどきカウンター攻撃を食らうも、連続得点をさせずに1ゲーム目を11-7で先制する。

シェルベリ Photo:World Table Tennis

第2ゲームは伊藤にミスが出て出足で0-4となるも、すかさず追いつく。9-9からは2本の下回転サーブでエースを奪い、ここも伊藤が11-9で取る。

これでグッと楽になった伊藤。自由度の高い「伊藤卓球」がますます波に乗り、打てば入る状態のまま11-2に到達し、ベスト8進出を果たした。


<WTTコンテンダーザグレブ 女子シングルス2回戦>
伊藤美誠 3-0 シェルベリ(スウェーデン)
11-7/11-9/11-2