<卓球・WTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日>本戦2日目の17日、男子シングルス2回戦で張本智和(IMG/世界ランク7位)が向鵬(中国/同65位)にゲームカウント1-3で敗れ、ベスト8入りを逃した。2戦連続で中国選手との対戦となっ…

<卓球・WTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日>

本戦2日目の17日、男子シングルス2回戦で張本智和(IMG/世界ランク7位)が向鵬(中国/同65位)にゲームカウント1-3で敗れ、ベスト8入りを逃した。

2戦連続で中国選手との対戦となった張本は、2回戦で2019年世界ジュニア選手権チャンピオン、19歳の向鵬と対戦した。

第1ゲーム、全面をフォアドライブでカバーする向鵬のパワフルなプレーに押されてゲームを落とした張本だったが、続く第2ゲームは相手に回り込ませてブロックでフォアサイドを突く戦術で応戦。

ラリーでは緩急をつけて相手のミスを誘い、第2ゲームを奪い返した。

向鵬 Photo:World Table Tennis

第3ゲームも要所でフォアサイドを突いて向鵬の回り込みを封じた張本だったが、分の良いバック対バックのラリーでミスが出ると、終盤では相手に豪快なフォアドライブを決められゲームを奪われる。

ゲームカウント1-2とあとがなくなった第4ゲームは張本が中盤でリードを奪うが、9-6から相手に追い上げられると、最後は回り込んで攻めたフォアドライブをブロックで返され、向鵬が勝利。優勝候補の張本だったが2回戦敗退という悔しい結果に終わった。

宇田幸矢(明治大学/世界ランク26位)が台湾のエース林イン儒(世界ランク8位)に善戦するも1-3で敗れた。戸上隼輔(明治大学)、篠塚大登(愛知工業大学)は1回戦負け。及川瑞基(木下グループ)は予選敗退。

男子シングルスの日本勢は、準々決勝に進出することができなかった。

張本智和 Photo:World Table Tennis

<WTTコンテンダーザグレブ 男子シングルス2回戦>
張本智和 1ー3 向鵬(中国)
7-11/11-8/9-11/11-13