クライミングW杯ボルダリング第5戦が、6月13日(日本時間)にイタリア・ブリクセンで行われた。男子の楢崎 智亜(TEAM au)は3位で表彰台に上がり、前回大会優勝の緒方 良行(B-PUMP) は決勝に進出するも5位の結果となった。決勝には…
クライミングW杯ボルダリング第5戦が、6月13日(日本時間)にイタリア・ブリクセンで行われた。男子の楢崎 智亜(TEAM au)は3位で表彰台に上がり、前回大会優勝の緒方 良行(B-PUMP) は決勝に進出するも5位の結果となった。
決勝には楢崎 智亜、緒方 良行、楢崎 明智の3名が進出した。また楢崎 智亜は新型コロナウイルス感染後からの復帰戦となった。
楢崎 智亜 / photo by JMSCA
日本勢は難関な課題に苦しみ3名が第1課題の1完登にとどまったが、楢崎 智亜が日本人では最高の3位となった。緒方 良行は5位で今季初の表彰台を逃した。楢崎 智亜の弟である楢崎 明智は6位でフィニッシュした。
ヤニック・フローエ / © Lena Drapella/IFSC.
優勝したのは21歳のヤニック・フローエ(ドイツ) 。彼は初のW杯優勝となり、表彰台で喜びをかみしめた。
ナタリア・グロスマン / © Lena Drapella/IFSC.
また女子決勝は、前日の6月12日(日本時間) に行われ、ナタリア・グロスマン(アメリカ)が優勝し、W杯4連覇を飾った。ナタリア・グロスマンはW杯4連勝で、早くも2年連続の年間優勝を確実なものとした。
日本勢では野中 生萌が4位、松藤 藍夢が5位、大河内 芹香が6位に入った。大河内と18歳の松藤は初のW杯決勝進出となったが、表彰台へ登り詰めることはできなかった。
左からハンナ・ミュール、ナタリア・グロスマン、 ルオ・リュウジュ / ©Lena Drapella/IFSC.
ボルダリングの今シーズンのW杯は残り1戦となり、最終戦は今月22~24日にてオーストリア・インスブルックで行われる。男子の楢崎 智亜、緒方 良行、藤井 快による日本勢同士の年間王者争いにも期待して注目していきたい。
日本人選手 結果
男子
3位:楢崎 智亜(TEAM au)
5位:緒方 良行(B-PUMP)
6位:楢崎 明智(TEAM au)
9位:藤井 快(TEAM au)
14位:川又 玲瑛(日本大学)
16位:井上 祐二(大阪府山岳連盟)
35位:土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)
43位:高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
51位:山口 賢人(大阪学院大学)
女子
4位:野中 生萌(無所属)
5位:松藤 藍夢(日本大学)
6位:大河内 芹香(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
8位:伊藤 ふたば(TEAM au)
21位:倉 菜々子(愛知県山岳連盟)
39位:小池 はな(川口市立高等学校)
43位:菊地 咲希(日新火災)
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