完全アウェーのメキシコで8回TKO勝ち 10日(日本時間11日)にメキシコで行われたボクシングのWBA世界ライトフライ級王座統一12回戦で8回TKO勝ちし、団体内王座統一に成功した京口紘人(ワタナベ)。エステバン・ベルムデス(メキシコ)を下…

完全アウェーのメキシコで8回TKO勝ち

 10日(日本時間11日)にメキシコで行われたボクシングのWBA世界ライトフライ級王座統一12回戦で8回TKO勝ちし、団体内王座統一に成功した京口紘人(ワタナベ)。エステバン・ベルムデス(メキシコ)を下して4度目の防衛も果たした。完全アウェーの中で勝利した瞬間をレポート映像としてファンに共有しているが、「この環境で勝ち切るのは凄い」などと改めて驚きの声が寄せられている。

 相手の母国・メキシコで京口が勝ちきった。決着がついたのは8回。ゴングから攻め立て、50発以上のパンチを浴びせた。血染めとなったベルムデスが棒立ちとなったところで、レフェリーストップ。完全アウェーの状況を物ともせず、TKO勝ちを決めた。地元ファンはブーイング。さらに液体の入った容器がリングに投げ込まれた。直撃はしなかったものの、液体は京口にかかっている。

 試合終了時から注目を浴びていた決着後の様子を、京口は現地の臨場感が伝わるリングサイドからの映像をツイッターに公開した。過酷な環境にファンも驚き。コメントでは「え、液体普通に京口選手にかかってる」「このドアウェーでKOで勝ち切るのは凄い」「敵地でかっこいいな」「全方位敵だらけの中で徹底して倒しきる集中力が凄い」「ペットボトル投げてる。ひどいな」などと書き込まれていた。(THE ANSWER編集部)