男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク68位のA・マレー(イギリス)が同78位のN・キリオス(オーストラリア)を7-6(7-5), 6-2のストレートで破り…

男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク68位のA・マレー(イギリス)が同78位のN・キリオス(オーストラリア)を7-6(7-5), 6-2のストレートで破り決勝進出を決めた。
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両選手は7度目の顔合わせでマレーの5勝1敗。直近では2018年のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)1回戦で対戦しており、その時はキリオスが2-6, 7-6 (7-4), 7-5の逆転で勝利している。
元世界1位のマレーは準々決勝で第1シードのS・チチパス(ギリシャ)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。一方、キリオスは同55位のM・フチョビッチ(ハンガリー)が7-6 (7-3), 3-0の時点で棄権を表明したため、ベスト8進出を果たした。
両者の一戦は序盤、キープが続き拮抗した展開の中、タイブレークへ突入。タイブレークでも接戦となるも、最後は2度のミニブレークを奪ったマレーが第1セットを先行する。
一方、先行されたキリオスは第1セット終了直後にラケットを叩きつけるなど怒りをあらわに。
第2セット、集中力を欠くキリオスに対して、マレーは第1ゲームからブレークに成功。第5ゲームでもブレークを奪うと、このまま逃げきり約1時間30分で決勝進出を決めた。
なお、勝利したマレーは決勝で第2シードのM・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは準決勝で世界ランク61位のO・オッテ(ドイツ)を7-6(9-7), 7-6(7-5)で下しての勝ち上がり。